無料ブログ作成サービス JUGEM

メールフォーム※混乱を避けるため、ご予約は電話にてお願い致します。

Powered by NINJA TOOLS
←prev entry Top next entry→
イタリア研修〜この場所がキアンティクラッシコが生まれた土地だから。ロッカ ディ モンテグロッシ社〜
0
    さて、最後の訪問ワイナリー。 5社目は、とろっとろのヴィンサントも手がけるキアンティクラッシコの造り手 ロッカ ディ モンテグロッシ社。
    まずは、畑を見ましょう。

    この地は、長い長い歴史を持ちます。





    ◆何故ですか? それは、この場所がキアンティ クラッシコが生まれた土地だからです。 キアンティクラッシコの呼称が生まれた時に携わった直系のご子息にあたるのが、 現当主マルコ リカーゾリなんです。


    そういった決まりが生まれたのには理由がありますが、 この土地が世界の中でも指折り数えるほどに良質なワイン造りに 適した場所だったんです。





    ◆ワイン造りにおいて大事な要素は?
    3つあります。 標高、気候、地質です。 昼の暑さと夜の涼しさ、風がよく吹くなど。 風がないとカビ、虫がつきやすい(一社目の訪問ワイナリーでも同じことを言っていましたね)


    土壌は、粘土質で砂岩混じりです。 大事な要素が3つ揃い、適度な酸とボディのあるワインができます。 それでいて色んな料理とも合わせることが出来ます。


    100ha中20haが葡萄畑。 13.5haがサンジョベーゼです。 3haでコロリーノ、カナイオーロ、プニテッロです。 残りのおおよそ3haでメルローなどの国際品種を栽培しています。
    ◆あまり聞き慣れないプニテッロって?



    あまり栽培されない葡萄品種です。 小さな実で栽培しても収量も多くはなく、 ただ葡萄の品質はいいので、モンテグロッシ社は栽培しています。

    ◆キアンティ クラッシコについて聞かせてください シエナとフィレンツェの間の限られた産地。 キアンティは、トスカーナのほぼ全体ですが、キアンティクラッシコは 小さなエリアです。 キアンティ クラッシコを探す時は、雄鶏のマーク ガッロネーロをまずは探してくださいね。


    ◆モンテグロッシ社ではどんなワインを作っていますか? キアンティ クラッシコ グランセレッツィオーネ 遅摘みにして熟成度を増したもの ロザート ヴィンサント を作っています。


    ◆葡萄の樹齢は? 35年から古くて50年の木です。 畑での選果、カンティーナでの選果をかなり注意深く行っています。




    そういえば樹齢とは関係ありませんが サンマルチェリーノというワインがありますが、 小さな教会がこの敷地内にありその名がサンマルチェリーノです。

    このエリアに土地自体にもサンマルツェリーノと名前がありました。 修復中のため今は、中には入れませんがまた次回いらした時に 見てくださいね。

    ◆畑でのこだわりは? 木と木の間の草がそのままです。 土地に対して栄養を与えるために。 土地へのリスペクトの想いを込めてビオの栽培方法です。 除草剤、殺虫剤、化学的なものは使用しておらず、自然に対して極力ダメージを与えないようにしています。 収穫では木と木の間に入って手作業です。 もちろんしっかり選果もします。 摘み取った葡萄は、大きな箱ではなく小さな箱へ。 大きな箱だと上に乗った葡萄の重さで下の葡萄が潰れてしまいます。



    ◆ワイナリーの中での作業は、どのような感じですか? 発酵と熟成の2つの部屋があります。 見学用と仕事用などと、分けていないのでありのまま、働いている場所をお見せします。

    まず、葡萄が摘み取られてから、発酵はセメントタンクで行います。 その後、木でできた大樽で1年寝かせたり。
    サンマルチェリーノとジェレミーノは大樽での発酵で、その後に別の部屋で熟成させます。 発酵時に果皮を果汁に漬け込むマセラシオンを行いますが、 果皮は軽いので上へ浮き上がりますのでポンプで混ぜ合わせます。 上に2つついているプロペラを回転させてスキンコンタクトを行います。 トロンココニコという樽です。



    ◆ロゼワインも作られてますが、どんな製法ですか? 皮に色や味わいの成分がついていますので、 つけ込まなければ、白ワインみたいです。 マセラシオンは行いますが、 30分間だけですぐに果皮は取り除きます。 ステンレスのタンクにモストを入れて、低い温度でコントロール。 4ヶ月期間を置き、澱や酵母を入れます。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ロゼワインのお話を終え、熟成庫へ移動。 225リットルのバリック トノー、全てフランス産のオーク樽です。 1年から10年使用して、中を綺麗に洗浄しその後はインテリアに。 貯蔵庫自体が、ひんやりしていて湿気もある。 すごく大事なコンディションです。 湿度がないと縮んで割れてしまうので、この湿度は非常に良い。 ワインが蒸発するにもす防ぐことにもなりますし、空気も入りません。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ボトリングのお話へ


    ボトル、箱詰め、エチケット、そして世界へ! 60%から70%輸出向けです。 主にアメリカ、カナダ、その他イギリス、韓国、ルクセンブルクなどへも輸出。 南アフリカ、台湾、シンガポールもまだです。 ほかの国でも私たちワインを探してください。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    あのヴィンサントの製造過程 トルキオでものすごい力で搾ります。 ◆この網は一体なんですか?



    網の部屋は、私達が作り上げたものです。 通常棚で乾かすが、下の部分がどうなっているか見えにくいので、 私達が編み出した方法です。 葡萄をこの網1つ1つに吊り下げます。 稼働式で動かすことで間に入り、葡萄一粒一粒がどのような 状態か確認することが出来ます。

    ◆いつ頃から吊るすんですか? 9月に収穫してから吊るします。 吊るされた状態でクリスマス頃まで。 その間にボトリティスシネレアが確認できるようになります。水分を抜く事で味わいろ甘みが更に与えられるトルキオで力がいるのは 水分がほぼない葡萄から搾るからです。 ◆樽はどんな素材ですか? オーク、さくら、くわの3つの材質を使って樽を組み上げます。 木の色味が違いますので、見て確認できます。




    ◆ヴィンサントを作るときのこだわりは? 7から8年熟成させます。 その後、瓶でも2年。 違う年の葡萄を混ぜることは絶対にありません。 樽は満タンにせずに少し空気の入るスペースを残します。 3年はそのまま触りませんが、 目減りした分は、同じ年のヴィンサントを樽1つ分をすべての 分けて注ぎ入れる。


    そして、出来上がったトロトロのヴィンサントは 開けてから数ヶ月楽しめます。 モンテグロッシ社のヴィンサントは、 ブラヴーラでは定番とも言えるヴィンサントです。 良ければ、飲みにいらしてくださいね。
    | La vineria BRAVURA | viaggii (ツアー) | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    Comment
    name:
    email:
    url:
    comments:
    Trackback
    http://la-vineria.bravura.ciao.jp/trackback/865