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mico備忘録  たまにワインの事
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    昨年、いらして下さったバルバレスコ ラバヤの
    造り手^^ジュゼッペコルテーゼ社のガブちゃんこと
    ガブリエーレ氏。今回来られたガブリエーレ氏はオーナーの娘さんの旦那様。

    ご協力頂きましたメイワ株式会社の皆さま、ありがとうございました^^

    昼のワインの試飲会から、若手ワイン会の深夜の会にまでも
    来て下さった彼のお話を忘れない様にこちらへ・・・

    このブログを書き始めた頃、ブラヴーラではまだ取り扱いしてませんでしたが、
    書き終える頃にはブラヴーラのセラーには2006年と2009年が仲間入りを
    果たしておりました。笑

    ネッビオーロの中でもミケ・ランピア・ロゼの3種類のクローンをブレンドして
    造られるジュゼッペ・コルテーゼ社のバルバレスコ ラバヤ。
    飲み頃のバルバレスコ ラバヤをグラスで提供出来る日をどうぞお楽しみに。


    同社は、大きすぎるわけでも小さすぎるわけでもなく
    中間くらいの規模だそうで
    年間1万7000本を生産される。

    ラバヤでは4〜5社のみ生産していると彼は言う。
    ラバヤラバヤって言っているけど、ラバヤって?と思うけど
    大きさは甲子園スタンドと同じくらいの広さらしく、
    バルバレスコの生産地、ストラクチャーのネイヴェとフィネスのトレイゾのちょうど中間に位置する。
    となると、そのちょうど中間の柔らかい味わいに仕上がるそうです。

    彼はラバヤについて熱く語りだした。

    『ラバヤは南向きの畑で向かいにはシャルドネ・ドルチェット・バルべーラも植えている。
    ラバヤの畑では70年くらいで樹を入れ替える。
    もちろん病気などにかかればもちろん木を引っこ抜いているよ。 
    畑自体がもし使いものにならない様なら土からやり替える。』

    そして、彼は続けた。

    『僕らが手掛けるバルバレスコはエレガントかつ力強い。
    ちなみに樽は1600リットル〜2000リットルのスラヴォ二ア産のオーク樽を使い、
    メーカーはガルベロット社だよ』

    その後、彼は醗酵のお話や、樽のお話、
    葡萄樹のお話。それは次の通り

    【醗酵はセメントタンクを使用する(より伝統に則るという理由により)
     熟成は大樽、バルバレスコには新樽は使わず、
    ランゲネッビオーロで一度使い5〜6年後にバルバレスコに使用するこだわり。】

    【ラバヤには熟成年数を長くしたリゼルヴァとスタンダードのラインナップが
    あるが、その違いはリゼルヴァは良い年の60年以上の樹齢の木からとれた葡萄しか使わない事。
    スタンダードのラインナップは若い畑以外からとれた葡萄を混醸させる。
    樹齢の古い葡萄樹を使いますが、樽も古いものだけを使用する。】

    ここで少し気になったので
    2014年のラバヤの天候はどうだったかを尋ねると
    『bene!!』
    と彼はいう。

    『雨が少なく、雹も降らなかったんだ。8月は雨が多かったけど9月に日照量が多かったので
    リカバリー出来たんだ!』と前向きなお言葉を聞けました。

    そして最後に聞いた質問
    ●王のバローロ・女王のバルバレスコと呼ばれる事についてはどうお考えになられるか?』

    『女王と呼ばれている事に対しては確かにバルバレスコはエレガントでフェミニンで
    王は力強い印象だから、いいさ。ただ、“王が上で 女王が 下” という 上下関係なら それは嫌。』
     と彼は笑いながら言ってました。
     
    ちなみに1971年にコルテーゼ社のラベルでバルバレスコ・ラバヤをリリースする以前、
    彼らはブルーノ・ジャコーザ氏にぶどうを販売しておられたそうです。
    ジャコーザ氏も認めたぶどうから造られた彼らのバルバレスコ。
    ジュゼッペ コルテーゼ社のラバヤは年々評価が急上昇、市場からの引き合いも多くなったため、
    次回メイワさんが輸入できるヴィンテージは2012年になりそうとの事。
    2012年ヴィンテージのワイン達は美味しくなるまで待機中、
    今年の夏にボトリング予定ですって。
    少し心待ちにするソムリエールmicoです。


    ちなみにこのバルバレスコ、グリルより断然煮込みに合うとおっしゃってました。
    あとは、トーマ。ピエモンテのチーズ。
    このチーズは偶然、ソムリエ 高岡がピエモンテに行った際に
    お土産で買ってきて下さったチーズでしたので凄くイメージ出来ました。
    その他にもクニャ・・・コニャとも言うのかな・・・。相性は抜群だと言ってましたね^^



    ブラヴーラのセラーには2009年と2006年が眠っております。
    2009年はまだまだ寝ていて頂こうかと・・・思っております。
    2006年はあと少し・・・


    ミコ備忘録でした。

    私はきっと2004年が飲みごろであると感じましたが、
    あえて2006年・2009年で
    数年後にブラヴーラで特別な時にお客様に楽しんで頂きたいと、
    いう思いも込めて・・・


    メイワ様(K様)ありがとうございました^^
    ガブリエーレさん、またお会い出来る事を楽しみにしてます^^


    この時間差でのブログアップ・・・・またします。




     
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